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『魔法使いハウルと火の悪魔』 『アブダラと空飛ぶ絨毯』
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ;著 西村醇子;訳 徳間書店
今更だが「ハウルの動く城」の原作本、『魔法使いハウルと火の悪魔』。もちろんハウルの声はキムタクに脳内変換。宮崎映画は苦手なのだが(といいつつ全部見てるし、歌もほとんどソラで歌える・・・)、ハウルは好きだ。おかっぱで軟派な美青年というというところがたまらん。しかしヒロインのソフィーの元の姿と声が納得いかんのじゃ。なんであんなに可愛くないんだろう。。。老婆は倍賞千恵子でもよいが、少女姿の時はもっと可愛らしい声がいいなあ・・・・・・・・・・などというのはさておき、やっぱり映画でのソフィーの扱いが酷い・・・・と分かった一冊だった。宮崎駿という人は、ヨウジョは描けても、「リアル」な思春期の少女は描けないんじゃなかろうか?この原作でテーマとなっている、理想と現実の間で揺れるソフィーの心の変化と成長が、映画ではいまいち伝わってこんかった。仕方ないか。
で、この原作。老婆姿のソフィーが実は少女であり、美青年で超人的なハウルが実は人格的に問題を抱えている・・・だけでなく、「作中に、はじめの見かけどおりのものは何一つない」のが面白い。続編『アブダラと空飛ぶ絨毯』もその流れで読んだのだが、どちらも伏線&どんでん返しがたっぷり!良質の児童文学でゴザイマシタ。
ま、アマゾンでもいろんな人が感想を書いているし、その枠を超える感想は特にないので、これにてレビューは終了~。
・・・授乳の合間の読書にも慣れてきた☆
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