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『科学は不確かだ!』
R・P・ファインマン ;著 大貫昌子 ;訳 (岩波現代文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%AF%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E3%81%8B%E3%81%A0-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BBP-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4006031467/ref=pd_cp_b_1
20世紀を代表するノーベル賞も受賞した天才物理学者リチャード・ファイマン氏が「ファインマンさん」と呼び親しまれているのは、大貫氏の名訳名文ファインマンさんシリーズのおかげだろう。『ご冗談でしょうファインマンさん』や『困りますファインマンさん』、そして『ファインマンさん最後の冒険』などで、その絵画・音楽や何でもたしなむ並はずれた才能や、子どものような純粋さや、軟派なところや、いたずら好きで好奇心の塊だったことが知られるファインマンさんは、誰でもその魅力に惹きつけられるとっても素敵な人物。ファインマンさんシリーズはどれもこれも名作名著なので、文系理系を問わず世の中すべての方に読んでもらいたい。(そういえば昔、人に読ませまくった記憶も・・・。また読み返したくなってきた!)
本書はそんな、我らがファインマンさんの講演集。この講演は、ノーベル賞受賞の2年前、44歳のファインマンさんが1963年にワシントン州立大学で三夜に渡って行われたもので、それぞれ「科学の不確かさ」「価値の不確かさ」「この非科学的時代」というタイトルがつけられている。科学の美しさについて熱く語り、すべてのものの価値基準を疑うことが科学の進歩につながると解き、えせ科学に憤慨する。科学・宗教・政治・UFO・テレパシーにまで広がる話題の楽しいこと!ファインマンさんの存命中にお会いしたかった・・・。
・・・・ファインマンさんはカリフォルニア工科大学の教授をしており、私の家はこの大学の目の前なのだ!もちろん大学のブックストアにはファインマンさんの特集コーナーもある。(カリフォルニア工科大学は学部学生が一学年に200人しかいない小さな大学だが、ノーベル賞学者をこれまでに30人も出している。)
ファインマンさん万歳。
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