Jacaranda(ジャカランダ;紫雲木)の並木道が近所にある。(この写真は去年のm〇xi日記から。実物はもう少し濃い紫。)
普段はあまり目立たない枯れ木なのだが、5月中頃から6月にかけて数週間、 その街路樹たちは、とても艶やかな藤色に彩られる。 それはそれは薫りも高く、その名の通り紫雲の世界を楽しむことができるのだ。香りの高さから「ブラジリアンローズウッド」とも呼ばれ、 ブラジルの国樹。木材は楽器にもつかわれている 。スペイン語読みは「ハカランダ」。
(そういえば前にブラジルの歌をギター伴奏で歌った時に、「ハカランダ~♪」というフレーズが何度も出てきて楽しかった記憶がある。関係ないが、南カリフォルニアに住んでいると、スペイン語にしてもポルトガル語にしても、いつもどこかで誰かが発音を教えてくれるのでとっても有難い。先日もポルトガル語に苦戦していると、練習室にいきなりブラジル人が乱入してきて面白かった。)
ちなみに、ジャカランダは半耐寒性常緑高木なので 日本では鉢植えの観葉植物として流通する事がほとんど。
http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/437981/433835/
・・・ジャカランダが終わる頃には、恐怖の砂漠性熱帯無限地獄が始まる。
今年こそは山火事の少ない夏であればよいのぢゃが。