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いろいろとツメが甘い砂糖子(さとこ)のぼやきブログ

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ボルティモアにいたときは、「レッドカヌー」という地元のアカペラマドリガルグループ、「ボルティモア歌音」という日本人音楽家グループ、「ヘンデル聖歌隊」という合唱グループに参加していました。

パサディナに来てから「パサディナ・プロ・ムジカ」という合唱グループにも入ってみましたが私のやりたいこととは少し違うので一年もたたないうちに脱退・・・。で、現在は、近所のPCC(シティカレッジ)で演奏系のクラスをいくつか受講しています。

PCCの何がいいかというと、まずLAエリアだからか指導者の質が高いということ。世界に通用する演奏家が集まっています。そして、いろんな生徒がうじゃうじゃいるってこと・・・かな。趣味の初心者、大学を目指す人、大学院を目指す人、演奏家、退職後暇を持て余している元演奏家、私と同じようにすでにDegreeはもっているものの演奏の機会に恵まれない人・・・など、ありとあらゆる年齢の様々な人種が通っています。

で、私は今学期、3つのクラスのコンサートに参加しました~。


① 6月4日(木)【室内楽コンサート】

438aeece.jpeg室内楽といっても、写真のように何故か管楽器受講者が多いこのクラス。声楽家の参加者がいつも私一人というのが哀しい。(室内楽に興味のある歌い手って少ないなあ・・・。)受講者総勢40人くらいが毎週小グループに分かれいろんな教室で好きなアンサンブル曲を練習し、4名の担当の指導者が入れ替わり立ち替わりアドバイスをしてくれます。


この日私が演奏したのは、バッハのカンタータ98番の中の"Hort, ihr Augen auf zu weinen" というアリア。オーボエのIlana、そしてピアノのVickiと一緒に演奏・・・するはずが前日Vickiの具合が悪くなり、急遽指導してくれているDr.Cindi Williamsの伴奏に変更・・・。ま、うまくいったのでいいんですが、Vickiの容体が心配ぢゃ。(さらもう一曲、フルート8人くらいにまざって簡単な現代曲のスキャットみたいなのも担当しました。)


チューバなどの低音楽器の演奏に反応するうちの胎児たちが面白い。低音楽器が続くと突如としてうにょんうにょんと踊り始める・・・。元気でなにより。

 

②6月5日(金) 【伴奏クラス・演奏法クラスコンサート】

伴奏ピアニストとして、世界的に有名な演奏家の伴奏をバリバリこなしていたMs.Stiversが指導する伴奏クラス。オーディションにより組んだピアニストと二人組になって、2週間に一度、レッスンがあります。プロの伴奏者の視点からのアドバイスがとても興味深く、一つの曲を深く追求するにはとてもよいクラス。気がつけばまるまる2年間、Ms.Stiversにお世話になっています。

今回の私の伴奏者は韓国人のJenny。私と同じように母国でDegreeを取得し、現在はピアノの先生をなさっているとても綺麗な奥様なのですが、声楽の伴奏はこれが初めてだということで、この数か月、お互いにちょっと苦労しました~☆
そんな私たちが演奏したのは3曲のフランスモノ。
 フォーレ「マンドリン」・「私たちの愛」
 サティ「ランピール劇場の歌姫」

実はサティって乙女なおっさん臭がして苦手なのですが(爆)、この曲に関しては別。私の声にも合っていて皮肉で楽しいキャバレーソング(?)なので、今後レパートリーに入れておきたいひとつ。

この日のコンサートは、チューバにはじまり、フルート、オーボエ、バイオリン、クラリネット、トランペット、声楽(私ともう一人、テノールの人)・・・とバラエティ豊かで、しかも演奏レベルも高くてとっても楽しめました♪うん、楽しかった。

ちなみに、この日はうちの夫も見にきてくれました。

01b8e18c.jpeg
Jenny と。






Ms.Stives.jpg


Ms Stivers と。









③6月7日(日) 【ギターアンサンブルコンサート】

私が受講しているのは初心者クラシックギターのクラスなのですが、私が声楽家だと知っている先生(Mr.Jones)が、アンサンブルのクラスのコンサートに、いつもゲスト出演させてくださるのです。伴奏はAndrewという20代半ばくらいのまあまあ弾けるギタリスト君。

今回はヴィラ・ロボスの「ブラジル風バッハ」を演奏。・・・この曲はこの数年間、何度も舞台で演奏しているのだけれども未だにしっくりきません・・・。いつの日か納得して歌える日がくるといいなあ・・・。

2b510d83.jpeg
Mr.Jones と。



 

 


そゆわけで、妊婦姿で、楽しく3本終了。

産後もまた演奏の機会を得られますように。

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さとこさん、外国でも音楽活動を続けてるなんてすごいなー。楽しかったり苦しかったりする経験が、音楽の幅を広げてくれるんだろうね~またさとこさんの歌声を聞ける日を楽しみにしてるよ!
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砂糖子(さとこ)
性別:
非公開
自己紹介:
男女双子母@千葉
6年間のアメリカ生活を終え、ようやく日本に戻ってきました。なんちゃって声楽屋。
「砂糖子」は「彼岸先生@島田雅彦」より拝借。
(いただいたコメントは放置プレイということで。すみません。)
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